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村松 菜々子
コーポレート 採用担当

村松 菜々子Muramatsu Nanako

大学時代に糸島のシェアハウスで自給自足生活を体験したことをきっかけに、一次産業への関心を深める。その後、岩手でわかめ漁の住み込みプログラムに参加し、以来定期的に漁師のもとを訪れ、養殖わかめの刈り取りや塩蔵加工を手伝っている。現場で見た高齢化と人手不足のリアルが、「人が組織をつくる」という今の採用観の原点になった。 新卒で人材紹介会社に入社後、DXを掲げる事業会社で採用担当を経験。現在はAICEで採用を担いながら、AIを活用した運用整備や、入社後の働く環境づくりにも関心を広げている。

「人が組織をつくる」——人を起点に、AI時代の採用に向き合う挑戦

01

「人を起点にする」 — 求職者の本音に向き合う、キャリアの原点

就職活動の頃から、「人」に関わる仕事を選んできたのでしょうか?

大学生のときの私は、強くやりたいことを決めていたわけではなく、「自分の道が狭まらない選択をしたい」と考えていました。営業はどの会社にもあるので、まず経験しておいた方が応用が利くと思っていたんです。そこに重ねて、「ヒト・モノ・カネ・情報」の中で、最終的にそれを使いこなすのも、組織を作るのも人だ、という感覚が自分の中にありました。

実際に大学時代、一次産業の現場へ足を運んだときも、その感覚は強まりました。現場では、高齢化や人手不足のリアルがそのまま仕事の風景になっていて、どれだけ仕組みや設備があっても、最後は人が支えていることを実感したんです。だから最初の仕事として、人に深く関わる人材紹介を選びました。

人材紹介の仕事をする中で、いちばん大事にしていたのはどんなことでしたか?

最終的に意思決定をするのは、企業ではなく求職者本人です。だからこそ、その人が本当は何を大事にしているのかを、できるだけ早く掴むことを意識していました。最初はキャリアの広がりを理由に転職したいと言っていても、話していくと実は年収だったり、ご家族の意見だったり、別の本音があることも少なくありません。

表に出ている希望だけで進めるのではなく、その人が何を叶えたいのかを見極めたうえで提案することが、自分の役割だと思っていました。この順番を外すと、どれだけ相性の良い求人でも決まりません。

人の部分には変数が多いぶん、難しさと面白みが同居する仕事でした。

02

「譲れない軸」 — 納得できる採用と、AIの時代に向き合える環境へ

人材紹介から事業会社の人事へ移ろうと思ったのは、どんな違いを求めていたからでしたか?

人材紹介の仕事は好きでしたし、求職者の方と向き合う面白さも強く感じていました。ただ、関わりが入社の決定までで区切られることに、少しずつ物足りなさも感じるようになったんです。

人材紹介が「入社までの支援」だったのに対し、事業会社の採用は「入社後のオンボーディングまで責任を持てる」仕事だと思っていました。

ご縁をつなぐだけで終わるのではなく、その人が組織の中でどう働き、どう力を発揮していくかにも関わりたい。そう考えて、次は事業会社の人事を選びました。

そこから次を考え始めたきっかけや、AICE参画の決め手を教えてください。

大きな組織では、選考フローや年収レンジといった前提条件があらかじめ決まっていて、スピード感を出しにくい場面もありました。

私の中で採用は、候補者にとっても会社にとっても大きな意思決定だからこそ、なるべく本質的で、納得感のあるプロセスであるべきだと思っていました。もちろん丁寧に見ることは必要ですが、工程が増えること自体が目的になってしまうと、候補者の負担も大きくなりますし、判断の軸もぶれてしまいます。

そうしたもどかしさが続く中で、大学時代の先輩だった高橋さんから声をかけてもらったんです。前職のミッションがひとつの業界のDXだったのに対して、AICEのミッションは「AIで日本の生産性を10倍にする」。扱う領域は広がりましたが、自分の中では向かっている方向は地続きだと感じました

加えて、AIが一気に広がっていく流れの中で、自分がそこに関われていないことへの焦りもありました。ここで乗り遅れたくないと思えたことが、AICEへの転職を決める大きな理由でした。

「判断基準をあらかじめ言語化して、AIも使いながら進めることで、一貫性を保ちやすくなる」

03

「まずやってみる」 — 採用の量と質を、AIと仕組みで前に進める

AICEに入って、採用業務はどう変わりましたか?

採用のボリュームは、前職の約10倍に増えました。それでも苦しさより面白さが勝っているのは、選考ステップがシンプルで、意思決定が早く、風通しが良いからだと思います。方向転換があっても、すぐに軌道修正しながら進められるので、量が増えても業務を回し切れる感覚があるんです。

もうひとつ大きいのは、非エンジニアの自分にもClaude Codeなどの使い方をフラットに教えてもらえることで、同じ時間でできることが増えていくことです。採用は人と向き合う仕事ですが、同時に進め方や運用を整えることも欠かせません。AICEに入ってからは、その両方を見ながら動く感覚が強くなりました。

現在は、どんな業務を担当していますか?

今は、スカウト送信、応募者のスクリーニング、日程調整、内定者対応まで、採用に関わる業務を広く担当しています。中でも大きいのは、AIを使ってスクリーニングや確認作業を効率化していることです。

ポジションごとの要件や制約を整理したうえで、判断の土台になる部分を仕組みに落とし込み、人だけで見ていたときよりも一貫性を持って進められるようにしています。書類選考の段階で細かく合否を詰めるというより、次に進むべき人をきちんと前に進めるための運用に近いです。採用全体の流れを止めずに回すうえで、こうした整備はかなり重要だと感じています。

なぜ、AIを取り入れようと思ったのでしょうか?

人が判断すると、そのときどきで見方がぶれたり、共有されていた要件が抜け落ちたりすることがあります。だからこそ、判断基準をあらかじめ言語化して、AIも使いながら進めることで、一貫性を保ちやすくなると感じました。もちろん、最終的な判断まで全部を任せるわけではなく、合否に関わる判断は必ず人が行っています。

ただ、情報を整理したり、最初の確認を支えたりする部分を任せるだけでも、採用の進み方はかなり変わります。採用人数が増えたり、関わる人が増えたりするほど、そのバランスを人力だけで保つのは難しくなります。だからこそ、どこを人が見るべきか、どこは仕組みで支えられるかを分けて考えるようになりました。

04

「押しつけない熱量 」— フラットな空気が、挑戦を続けやすくする

実際に働いてみて感じる、AICEらしさはどこにありますか?

いちばん感じるのは、フラットさだと思います。学生インターンからベテランまで年齢の幅はかなりあるのに、会話の仕方に変な壁がありません。役職や職種で距離ができる感じがあまりなくて、必要なことがあればすぐに相談できますし、逆に自分から聞きにいくこともしやすいです。

今ここで何が必要かで会話が進む感じがあって、それがAICEらしいなと思います。採用のようにいろいろな人と関わりながら進める仕事では、この空気感のありがたさを特に感じます。

AICEで特に良いと感じている文化はありますか?

みんな心の中にはちゃんと熱量があるのに、それを人に押しつけないところは、AICEらしいなと思います。成長したいとか、挑戦したいとか、自発的にメラメラ燃えているけれど、その熱を相手に強要したりしないんです。

私は、熱量があること自体はすごく大事だと思っていますが、それが強すぎると人によっては疲れてしまうこともあると思うんです。その点、AICEは自分の意思で前に進みたい人にとって、すごく動きやすい環境だと感じています。メリハリがあって、静かに前向きな人が多いというのが近いかもしれません。

代表のお二人には、それぞれどんな印象を持っていますか?

佐藤さんは頭の回転が速くて、情報やトレンドにすごく敏感な方だと思います。一緒にいるだけで最新の動きに触れていられるような感覚があって、会社がどこを見ているのかも自然と伝わってきます。

高橋さんは、物事を前に進めるスピードがとても速い一方で、必要なことを冷静に整理していく印象があります。また、大学の頃から人間関係を育むのが上手くて、表面的な関わりではなく、相手の奥まで入ってちゃんと掴むタイプです。

役割も強みも違う二人ですが、その違いがあるからこそバランスが取れていて、会社全体の安定感にもつながっていると感じます。そういうトップがいるからこそ、AICEのフラットで動きやすい空気も生まれているのだと思います。

05

「いると安心できる存在」 — 採用の先で、頼られる環境を整える人事をめざす

これからAICEで広げていきたい役割は何ですか?

今は採用に関わる業務が中心ですが、長期的には入社後の「働く環境」を整えるところまで広げたいと思っています。素敵なメンバーが集まってきているからこそ、メリハリがあり、心地よく働ける環境を整えることは、採用と同じくらい大事だと考えているからです。

採用の入り口をつくるだけではなく、入ったあとに「ここで働きやすい」と思える状態まで支えることが、これから広げていきたい役割です。

AICEで、どんな存在でありたいですか?

私の中では、困ったときに自然と声をかけてもらえる人でありたいと思っています。何かを強く引っ張るというより、ちょっとしたことでも相談しやすくて、いると安心できるような存在です。前職にも、そういうふうに周りを支えている先輩がいて、自分もこういう人でいたいと思ったことがありました。リモートで働くメンバーも多い中で、働く環境まわりで困ったときに気軽に相談してもらえるような存在でいたいです。

採用でご縁をつないだ人が、入社後にも「ここを選んでよかった」と思える。そんな状態を、長い目線で支えていける人でありたいと思っています。

最後に、候補者へメッセージをお願いします!

AICEは、挑戦したい気持ちを持っている人にとって、とても前に進みやすい環境だと思います。そして、その挑戦を「まずやってみよう」と受け止めてくれる空気があります。前職では制約が多くて形にしにくかったことも、AICEでは一度ちゃんと議論してみようという流れになることが多く、そこは働いていてすごく大きいと感じています。

選考も、基本的にカジュアル面談から始まります。まずはAICEのことを知ってもらう時間として用意しているので、少しでも気になった方は、あまり構えずに入ってきてもらえたら嬉しいです。

オフィスも移転し、新しくきれいな環境になりました。対面でもオンラインでも調整できますので、ぜひ遊びに来るような感覚で気軽に声をかけてください。お待ちしています!

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